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タイヤ交換をDIYでするには|履き替えの手順・必要な道具・安全上の注意

ホイール付きの夏タイヤ・冬タイヤの履き替えは、自分で行う人もいます。ただし、安全がいちばん大切です。手順と、守りたいポイントをまとめました。

この記事のポイント
作業は、平らで安全な場所で、取扱説明書に従って行います。ブリヂストンの資料では、ホイールナットは、トルクレンチなどを使って規定トルクで締め付け、装着後50〜100km走行したあとに増し締めするよう案内されています。

最終更新:2026年10月4日

DIYでできること・タイヤ店に任せること

自分で行うのは「ホイールごとの履き替え」

この記事で扱うのは、ホイールが付いた状態のタイヤを、車から外して取り付ける「履き替え」です。夏用タイヤと冬用タイヤを、ホイールごと入れ替える作業がこれにあたります。

タイヤ店に任せたほうがよい作業

ホイールからタイヤを外して新しいタイヤを組み付ける作業(組み替え)と、バランス調整は、タイヤ店に依頼しましょう。ブリヂストンの資料では、組み替えやバランス調整について、潤滑剤の塗布、ビードの密着、空気充填時の安全措置、ホイールバランスの調整など、作業ごとに守るべき事項が示されています。

ジャッキアップ作業を誤ると、事故につながる危険があります(国民生活センター)。自信がないときや、道具がそろっていないときは、無理をせず、店舗に依頼しましょう。

用意するもの

道具の例

  • ジャッキ:車載のジャッキを使う場合は、取扱説明書で使い方を確認します。
  • トルクレンチ:ホイールナットを、規定トルクで締め付けるための工具です。
  • ホイールナット用のレンチ
  • 輪止め:国民生活センターは、輪止めなどの安全用具を積んでおくことを勧めています。
  • 軍手、懐中電灯、タイヤの位置を記録するテープなど。

作業の前に守ること

場所と車の状態

国民生活センターの注意喚起では、作業は平らで安全な場所に車を移動して行い、取扱説明書に従うことが示されています。トヨタの取扱説明書(ランドクルーザーの例)には、地面が固く平らで安全な場所に移動し、パーキングブレーキを設定し、シフトレバーをP位置にして、エンジンを停止し、ハザードランプを点灯する手順が記載されています。車種によって手順は異なるため、お乗りの車の取扱説明書を確認してください。

ジャッキの位置

ジャッキは、車の取扱説明書で指定された位置に、正確にかけます。同じ取扱説明書の例では、車体を上げるとき、警告線が見えたら、それ以上ジャッキアップしないよう示されています。

履き替えの手順(自動車メーカーの手順の例)

基本の流れ

トヨタの取扱説明書(ランドクルーザー・スペアタイヤ交換)の例では、次の順序が示されています。細かい内容は車種ごとに異なります。

  1. 外さないほうのタイヤに、輪止めを設置する。
  2. ナットを少し(約1回転)緩める。
  3. ジャッキを、指定の位置にセットして、車体を上げる。
  4. ナットとタイヤを取り外す。
  5. ホイールの接触面の汚れを拭き取り、タイヤを取り付けて、ナットで仮締めする。
  6. ジャッキで車体を下げる。
  7. ナットを、規定のトルクで本締めする。

取り付けの向き

ブリヂストンの資料では、タイヤの側面に、回転方向や取付方法などの指定がある場合は、指定どおりに正しく装着するよう案内されています。

ナットの締め付けトルク

規定トルクで、対角に締める

ブリヂストンの資料では、ホイールの取り付けナットやボルトは、対角方向に仮締めを行い、その後トルクレンチを使い、車両メーカーの規定トルクで均等に締め付けるよう案内されています。規定のトルクは車種によって異なるため、取扱説明書で確認してください。

締めすぎ・締め不足のリスク

同資料では、締めすぎは、ボルト孔やハブ孔の変形、ボルト孔の破損などの原因になり、締め不足は、緩みや外れの原因になると説明されています。

インパクトレンチによる締め付けは、避けるよう案内されています。使う場合は、締めすぎないよう注意し、トルクレンチでの確認を併用するよう示されています。

履き替えたあとのチェック

増し締め・空気圧・バルブ

  • 増し締め:ホイールを車体に取り付け、50〜100km走行したあとに、規定トルクで増し締めするよう案内されています。定期的に、ナットやボルトに緩みがないか点検することも示されています。
  • 空気圧:指定空気圧に調整します(タイヤの空気圧の目安と点検方法)。
  • 車体との接触の確認:ホイールを装着後、ハンドルを左右いっぱいに切って、車体との接触がないことを確認するよう案内されています。
  • 新品のタイヤのならし走行:新品のタイヤを装着したときは、60km/h以下の速度で200km以上のならし走行を行うよう案内されています。

外したタイヤの保管

外したタイヤは、洗って乾かし、保管します(タイヤの保管方法)。

よくある質問(FAQ)

タイヤ交換は、自分でできますか?

ホイールが付いたタイヤの履き替えは、取扱説明書の手順に従えば、自分で行う人もいます。ただし、ジャッキアップ作業を誤ると、事故につながる危険があります。自信がないときは、タイヤ店や整備工場に依頼してください。

ホイールナットは、どのくらいの力で締めますか?

車両メーカーの規定トルクで締め付けます。規定トルクは車種によって異なるため、取扱説明書で確認してください。トルクレンチを使い、対角方向に均等に締め付けるよう、ブリヂストンの資料で案内されています。

増し締めは、いつ行いますか?

ブリヂストンの資料では、ホイールを取り付けたあと、50〜100km走行したときに、規定トルクで増し締めするよう案内されています。

インパクトレンチを使ってもいいですか?

ブリヂストンの資料では、インパクトレンチによる締め付けは避けるよう案内されています。使う場合は、締めすぎないよう注意し、トルクレンチでの確認を併用するよう示されています。

タイヤの組み替えやバランス調整も、自分でできますか?

これらは、専用の設備や、守るべき作業上の注意が多い作業です。タイヤ店に依頼してください。

参考リンク・出典(公式サイト)

この記事の内容は、次の公式サイト・公的機関・業界団体・メーカーの公開情報をもとにしています。法令や規格は改正されることがあるため、最新の情報は各サイトで確認してください。以下は外部サイトです。

本記事は、国民生活センターの注意喚起、ブリヂストンのタイヤカタログ(2025〜2026年版)、トヨタの取扱説明書の記載(一例)にもとづいています。手順は車種によって異なるため、お乗りの車の取扱説明書に従ってください。

交換するタイヤのサイズは、外径差を確認してから選ぼう。

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