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タイヤの保管方法|スタッドレス・夏タイヤを長持ちさせる置き方と場所

履き替えで外したタイヤは、保管の仕方で状態が変わります。洗い方から置き方まで、メーカーの資料に載っている注意点を中心にまとめました。

この記事のポイント
ブリヂストンの資料では、直射日光・雨や水・油類・ストーブなどの熱源・電気火花の出る装置に近い場所を避けて保管することが示されています。ホイール付きは、なるべく横置きにし、空気圧を使用時の1/2程度に落とすことが案内されています。

最終更新:2026年10月4日

保管の基本ルール

避けるべき場所と条件

ブリヂストンのタイヤカタログ(使用上の注意)では、タイヤは、直射日光、雨や水、油類、ストーブなどの熱源、電気火花の出る装置に近い場所を避けて保管するよう示されています。これらを避けるため、屋内で保管する、屋外ならカバーをかけるなどの方法が考えられます。

保管前に洗って、溝の異物を取る

保管の前には、泥や油汚れを洗い流し、よく乾かしておきます。溝に小石などの異物が挟まっていないかも確認しましょう。同資料でも、タイヤに亀裂がないか、釘・金属片・ガラスなどが刺さっていたり、溝に石などの異物を噛み込んでいないかを確認し、異物を見つけたらタイヤ販売店などに相談して取り除くよう案内されています。

装着位置の記録

FL(左前)・FR(右前)・RL(左後)・RR(右後)のマークやマスキングテープで位置を記録しておくと、次の装着やローテーションのときに便利です。ローテーションについてはタイヤの溝・寿命と交換時期で解説しています。

ホイール付きの保管方法

横置きにして、空気圧は使用時の1/2程度に

ブリヂストンの資料では、タイヤ・ホイールセットで保管する場合は、接地部の変形を抑えるため、なるべく横置きに保管することが案内されています。また、空気圧を使用時の1/2程度に落とし、ホイールのバルブにはバルブキャップを取り付けて保管するよう示されています。

保管前に空気圧を落とした場合は、履く前に必ず、指定空気圧まで入れ直してください(タイヤの空気圧の目安と点検方法)。

ホイールの保管時のお手入れ

アルミホイールの場合、同資料では、保管するときはきれいに洗浄し、直射日光や湿気を避けるよう案内されています。

タイヤだけの保管方法

内面に水や異物が入らないように

タイヤ単体で保管する場合は、とくに、内面に水や異物が入らないようにするよう示されています。置き方の向きについて、同資料には縦置き・横置きの指定はありません。

床に直接置かない

長期間、取り外したまま保管すると、タイヤ内部の薬品がにじみ出て床を汚すおそれがあると、同資料に記載されています。床面に保管する場合は、段ボールなどの厚い敷物を使うよう案内されています。

保管する場所の選び方

屋内・屋外・ベランダの違い

メーカーの資料が避けるよう示している条件(直射日光・雨や水・油類・熱源・電気火花の出る装置)を基準に、保管場所を選びます。

  • 屋内(物置・ガレージ):日光や雨を避けやすい場所です。ストーブやヒーター、電気火花の出る装置、油類の近くは避けます。
  • 屋外:直射日光や雨にさらされない工夫が必要です。カバーをかけ、地面から離して置きます。
  • ベランダ:日当たりや雨の当たり方を確認し、直射日光と雨を避けられるようにします。

保管サービスを使う方法

置き場所がない場合は、タイヤ専門店やカー用品店の「タイヤ預かりサービス」も選択肢です。料金や預かり条件は店舗によって異なるため、事前に確認してください。費用の考え方はタイヤ交換の費用の内訳も参考になります。

履く前のチェック

外観と製造年週を確認する

装着前に、ひび割れ・傷・膨らみがないかを確認します。製造年週はDOTの刻印で確認できます(製造年週の読み方)。同資料では、使用開始後5年以上経過したタイヤは点検を受けること、製造後10年経過したタイヤは交換を検討することが勧められています。

スタッドレスは溝とプラットホームを確認する

スタッドレスタイヤは、積雪路・凍結路で使う前に、残り溝が新品時の50%以上あるかを確認します。プラットホームが設けられているタイヤは、プラットホームが露出しているかどうかで判断します(スタッドレスタイヤの選び方)。

空気圧を指定値に戻し、ホイールナットを確認する

装着後は、指定空気圧に調整します。ホイールナットは、規定トルクで締め付け、装着後50〜100km走行したあとに、規定トルクで増し締めするよう、同資料で案内されています(タイヤ交換をDIYでするには)。

よくある質問(FAQ)

ホイール付きのタイヤは、空気圧を落として保管したほうがいいですか?

ブリヂストンのタイヤカタログでは、タイヤ・ホイールセットで保管する場合、空気圧を使用時の1/2程度に落とし、バルブキャップを取り付けて保管するよう案内されています。履く前に、指定空気圧まで入れ直してください。ほかのメーカーは異なる案内をする場合があるため、お使いのタイヤのメーカー資料でも確認してください。

ホイール付きのタイヤは、縦と横のどちらで保管しますか?

同資料では、タイヤ・ホイールセットの場合、接地部の変形を抑えるため、なるべく横置きにするよう案内されています。

タイヤを外したまま長期間置いておくと、何が起こりますか?

同資料には、長期間取り外したまま保管すると、タイヤ内部の薬品がにじみ出て床を汚すおそれがあるため、床面に置く場合は段ボールなどの厚い敷物を使うよう記載されています。

屋外に置くときは、どうすればいいですか?

直射日光や雨を避ける必要があります。カバーをかけ、地面から離して置くなど、メーカーが避けるよう示している条件に当たらない工夫をしましょう。

参考リンク・出典(公式サイト)

この記事の内容は、次の公式サイト・公的機関・業界団体・メーカーの公開情報をもとにしています。法令や規格は改正されることがあるため、最新の情報は各サイトで確認してください。以下は外部サイトです。

保管方法はメーカーによって案内が異なる場合があります。本記事は、ブリヂストンのタイヤカタログ(2025〜2026年版)の「タイヤを上手に使っていただくために」の記載にもとづいています。

次のタイヤのサイズ選びは、外径差の確認から。

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